2009年3月31日火曜日

世界を見る角度

世界をどのような角度から見るか?
によって、目の前の風景の見え方は全然違ったものになる。

アクソメによって世界を把握するのか。
パースによって世界を透視するのか。
スナップ的に世界を切り取るのか。

例えば、全ての線は平行であり、それらは絶対に交わることがない、
と仮定して、世界を捉えてみる。

例えば、全ての線には固有の厚みがあり、その厚みこそが美しいのだ、
と仮定して、世界を捉えてみる。

例えば、全ての線は微細な粒子の集合からなっている、
と仮定して、世界を捉えてみる。

世界に、どのような角度を通して関与するのか。
そしてその角度が、日常の中にどれだけ些細な不安感をもたらすことが出来るのか。

この場合の不安感とは、たぶん混乱と歓びと同義であり、
もしかしたら、それこそが日常風景を切り開くのかもしれない。

画像は、松江泰治『CELL』。