ヴォネガットのヴォネガティズムにヴォネガッティッドされたヴォネガティストは今日も太陽の西を目指す。
そして、何度も何度も繰り返しフォーマを口ずさみ、月の輝く夜空の下ですれ違う通行人に怪しまれるのだ。
ヴォネガット様、どうか私たちに鉢植えの花を咲かせる技術をお与えくださいませ。
するとヴォネガットはこう言う。
「ならば、鉢植えの土の中にハマグリの殻を埋めなさい。」
なるほど、そうすれば残された人類は、ユーモアという素晴らしい特技の重要さに気づき、この世は潮の匂いのする美しい花たちで埋め尽くされる。
こうして、ヴォネガティストは妄想し、サン・ロレンゾ共和国を目指して突き進む。