2009年5月17日日曜日

ライフ・ヴォネガティック

ノア・バームバック監督『イカとクジラ』観ました。

この監督さんはウェス・アンダーソンの大傑作『ライフ・アクアティック』の共作者で、この作品の制作もウェスと共同。
しかも『マーゴット・ウェディング』の監督でもあったんだー、なるほど。

やっぱ、ウェス・アンダーソンの周辺の人たちが作り上げる、偽物感と哀楽に満ちあふれたコメディー的人生描写は、ホントーにドつぼ。ホントーに大好き。ホントーにヴォネガット。

みんな、ホントーにマルクマシストだなあ。ヴォネガティストだなあ。ボコノン教徒だなあ。

強がりと嘘と盗作。救われるわけでも、満たされるわけでもなく、ただ水のように流れては消えていく無数のフォーマ(無害な非真実)。
ウェス関連作品では毎度お馴染みの落ちぶれたダメ親父が呟く限りない強がり。情けなさ。嘘。

かなり感動しました。

やはり、あらゆる人々のライフは、軽薄さと不器用さと哀楽を抱え込みながら、ボコノン教の教義にそって進むのだ。
目指せ、サン・ロレンゾ共和国!進め、スティーブ・ジズー!