たまたま近くに行く機会があったので、自分が初めて関わった、思い入れのある住宅を久しぶりに見に行った。
あえて2駅分歩き、数キロメートルの町並みの彼方に現れたその住宅は、なんだかとても静かで、注意していないと気づかないくらいに、ひっそりと佇んでいました。
ヨ・ラ・テンゴの音楽を聴いていると、難しいことや複雑なことを何もしなくても、いたってシンプルで単純な行為の持続のみによって、泣きそうになるぐらいの多様性を獲得できる、ということが分かる。
複雑なことは要らないし、気張る必要もないし、差異を際立たせる必要もない。
いろいろなことがあったように思えて、言葉に整理してみると、すごくシンプルな一言におさまってしまうような感じ。
ああ、これは都市の音楽だなあ、と思うのでした。