前作の混沌からは打って変わって、あの傑作『The Gap』を彷彿とさせる、揺らぎ&ノイジーなフラフラ音響系サウンド。インストが主体。
表題曲、FlowersのPVもすごくいいです。
しっかし、ジョーン・オブ・アークほどヴォネガットのBGMに合うバンドはやっぱいないよなあ。
高校以来ずっと変わらぬ、マイ・フェイバリット・ヒーロー、相変わらずのヒネクレっぷりで、健在であります。
毎度お馴染みのふらふら不協和音の中から、ゆったりと動き出す鼓動。
あー、なんかやっと、ティムも平穏を取り戻し始めたんだなあ、という緩やかで穏やかな波動。
やっぱ、いいなあ。ほんと久しぶりに、『Live in Chicago, 1999』の頃の一歩引いた冷めた知性みたいなのが復活してきた感じがある。
でもさー、なんか今度はちょっとばかし穏やかすぎない?
あの「ゴッド・ブレス・アメリカ」の沸点ギリギリのユーモアが懐かしいなあ。
やっぱティムももう歳なのかなあ。
なあんて思ってたら、うおーーーー!
ラストの「ライフ・センテンス/トゥイスティッド・ラダー」で軽く吹っ飛ばされました。
「お前の人生を引用符でくくろうとするのは誰だ?
このデジタルの白黒で描かれた大人向けの遊び場は
なんてつまらない場所なんだろう?
お前の人生を引用符でくくろうとするのは誰だ?」
いやー、こりゃ、絶対に次だね。次だよ。
絶対に次作は凄まじいことになる予感がする。
春はもうすぐだ!!超期待!!